専門学校で保育士の資格を取る
保育士の資格を取得するには3つの方法があります。■専門学校で取得する■大学で取得する■通信講座などで学び、国家試験を受験して取得するこの中で最も近道となるのは、一つめの「専門学校で取得する」方法です。大学で取得する場合、「初等教育」を学ぶことになりますので、保育士の資格を取るためだけの勉強にとどまらず、幼稚園教諭と小学校教諭の資格取得の為の勉強が必要となります。どちらも教育実習が必須ですし、負担が多い上に学ぶことも多くなります。
しかも、大学には4年間通う必要がありますので、専門学校で学ぶよりも2年も余分に年月がかかることになります。ただし、専門学校では保育士資格の他、幼稚園教諭の資格を取得することはできますが、小学校教諭の資格を取得することはできません。自分は保育士になりたい、という明確な意思がない場合は、将来の道が限定されることになりますので、注意が必要です。そして大学の場合は小学校教諭免許と幼稚園教諭免許は卒業と同時に取得が可能ですが、保育士の資格は国家試験を受けて取得する、というシステムになっている場合があります。
そして、通信講座を使って国家試験を受ける、という道は非常に厳しいと思います。何年先に必ず取得できる、というものではなく、合格するまで孤独に努力を続けなくてはならず、途中で断念してしまうパターンも少なくありません。一日も早く資格を取得し、一日も早く現場に立ちたい、と思うのであれば、専門学校で学ぶことをお薦めします。